第4回TAMAとことん討論会

〜これでいいの?あなたのごみ・多摩のごみ〜

開催概要  プログラム  分科会紹介   アピール文


開催日時:1996年10月19日(土)・20日(日)

会  場:CSK情報教育センター

主  催:第4回TAMAとことん討論会実行委員会

     (東京・多摩リサイクル市民連邦、(財)東京市町村自治調査会)

共  催:東京都清掃局

後  援:東京都市長会、東京都町村会、、東京都市町村清掃協議会、多摩市、多摩市教育委員会、

      多摩商工会議所、多摩市消費者団体連絡会、環境事業団地球環境基金

協  賛:多数

参加者数:

内  容:以下参照 

 

「とことん討論会」プログラム

−10月19日(土)−

10:00 受付開始 ・ ごみ減量ビデオ上映 ・ 展示会場オープン

12:30 全体会

       ◆主催者挨拶

        寄本 勝美(第3回TAMAとことん討論会実行委員長)

       ◆来賓挨拶

        臼井 千秋(多摩市長)

        江渡順一郎(東京都清掃局環境指導部長)

       ◆リレー講演

       <リレー講演のテーマとスピーカー>

        ◆容器リサイクル法その後

         早川 哲夫(厚生省水道環境部容器包装リサイクル推進室長)

        ◆再生品とライフスタイル

         荒川 孝夫(リサイクルフォーラムめぐろ)

        ◆家電品のリサイクルについて

         横山 宏 (鞄立製作所環境本部地球環境推進センター長)

        ◆多摩市のごみの現状と課題

         福田 美香(多摩市環境部環境管理課ごみ減量対策担当主査)

        ◆ダストボックス廃止とごみ減量

         磯野 圭佐(千葉市清掃局業務部長)

        ◆秋水園再生計画

         水原 紀子(東村山市秋水園再生計画策定市民協議会委員)

      ─────休憩 ・ 移動─────

16:15 分科会 午後の部 ★第8分科会のみ14:00スタート

18:30 交流会

20:00 分科会 夜の部

〜22:00

       〜希望者は徹夜でとことん討論〜

−10月20日(日)−

 9:00 全体会(分科会報告)

 9:20 講演「ダイオキシン問題の今後と対策」

         田中 勝(厚生省国立公衆衛生院廃棄物工学部長)

10:00 パネルディスカッション「これでいいの?ごみ収集−ごみ減量と役割分担の新しい道を求めて−」

        ◆コーディネーター

         寄本 勝美(早稲田大学教授)

        ◆パネラー

         米村 洋一(多摩大学総合研究所客員主任研究員)

         松田美夜子(ごみ減量システム研究家)

         鈴木 桂子(多摩市民 ・ ダストボックス調査班長)

         浅井 直樹(愛知県津島市職員)

         高畑 智一(三鷹市環境部ごみ対策課長)

13:00 閉会

 

「とことん討論会」分科会の紹介

第1分科会<ごみ減量と収集システム及び有料化を考える>

企業におけるリサイクルと自治体のごみ減量の取り組みについて幅広く議論しました。

第2分科会<プラスチックからみた容器包装リサイクル法>

「容器包装リサイクル法」では、ペットボトルの再商品化を義務づけています。そんな中で500mlのペットボトルの解禁によって論争がわいています。本分科会でもペットボトルを中心に白熱した議論が交わされました。

第3分科会<燃やすから燃やさないへ>

生ごみ処理に関する現状、問題点、今後の展望など多様な問題提起がなされ、生ごみを燃やさないで資源化する新しいごみ処理法について議論を深め、これからの生ごみ処理システムを議論しました。

第4分科会<リサイクル品 再考>

再生品と言えども経済性が問題となりますが、技術の進歩によって安い良いものもできてきました。これを消費者に伝える情報が必要です。またもう一つ、環境への影響も考える必要があります。

第5分科会<GOMIからみた街づくり(耕せ!ごみ社会)>

これからの街づくりは、市民と行政の信頼関係が不可欠という観点から、津島市、東村山市、千葉市その他ごみ分別先進地を参考に、合意形式や役割分担への技術論が具体的に話し合われました。

第6分科会<ストップ!過剰包装(基礎ごみ講座)>

市民がごみを減量することとして「ごみを出さないショッピングスタイル」があります。ただし、経済的に誘導的なシステム、情報のあり方などにおいて、やはり行政・事業者の取り組みが必要です。

第7分科会<大学生活と地域&リサイクル>

大学は地域社会から孤島を保つのでなく、積極的に関わっていくべきではないでしょうか。地域の特色を取り入れた大学は魅力を増すでしょうし、地域の活性化の一助ともなれるはずなのですから。

第8分科会<子どもと大人の「ごみ」ワークショップ>

“ごみ探検隊”は子ども23名、永山駅前グループと集合住宅グループの2班に分かれ、駅前周辺とダストボックスおよびその周辺をウオッチングしました。

 

’第4回TAMAとことん討論会アピール

●ごみ処理による環境への負荷の増大が懸念され、脱焼却・脱埋立のシステムが問われています。リサイクルのためのリサイクルから、環境への影響を少なくするリサイクルを。

●情報のあり方が問われています。市民参加を促す生きた情報の共有を。

●五位(ごみ)一体の役割分担が問われています。最適のごみ減量システムは、行政まかせのしくみから、市民・事業者も主役の取り組みへ。

地球が求めるリサイクル  意欲を高める情報共有  あんたが主役のリサイクル